「ルックスが、どタイプ」「こんなアイドルになりたい」乃木坂46 梅澤美波、山下美月、与田祐希が熱弁

 

「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」の公開を記念し、 原作者の鈴木央さんと、 映画主題歌を担当した乃木坂46のメンバー(梅澤美波さん、 山下美月さん、 与田祐希さん)にインタビュー。映画の見所を始め、 主題歌へのこだわりや、 一緒に旅に出たい〈七つの大罪〉メンバーなど、本作に関する様々なことを語った。




『七つの大罪』は、週刊少年マガジンで連載され、コミックスの累計発行部数はなんと3,000万部を突破。TVアニメは2014年に第1期が放送され 、その人気を受けて2016年にTVスペシャル全4話が放送。2018年1月からは新シリーズ『七つの大罪 戒めの復活』が絶賛放送中だ。その熱も冷めやらぬ中ついに銀幕デビュー!

『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』は原作者・鈴木央が劇場版用に描き下ろしたネームをもとにした完全オリジナルストーリーとなっており、個性的な〈七つの大罪〉メンバーに加え、劇場版だけのオリジナルキャラクターも登場する。


<劇場版公式サイト> https://www.7-taizai-movie.net/

<公式Twitter> https://twitter.com/7_taizai 



ーー映画主題歌「空扉」のこだわりや想い

山下 :この曲は乃木坂46、 21枚目シングルのカップリング曲ですが、 初めて3期生の5人でフロントを担当させていただきました。 未来に向けて羽ばたくという勇気あふれる曲になっています。 まさに今の私たちの心情にぴったり 。 今回のオリジナルキャラのソラーダが、 劇中で成長する姿も歌詞がリンクしています。 映画を見ていて頭の中に歌が流れてきました。

与田 :映画を見る前と見た後では曲の響きが全然違って。 エンディングで『空扉』が流れたとき、 改めて『ああ、 いい曲だな』と感じました。 なんだか自画自賛になってしまいますけど(笑)


ーー鈴木先生はこの曲を聞き、 いかがでしたか?

鈴木 :素直にまず、 いい曲という印象です。 乃木坂46の曲でありながら『天空の囚われ人』の歌でもある。 きれいにリンクしている。 “取ってつけた感”が全くなく、 聞いていてすごく気持ちが良かったです。


ーー作中で、 一緒に旅に出るなら、 どのキャラを選びますか? 

鈴木 :ホークですね。いざ、 困ったときに食料になるから(笑) というのは冗談で、 〈七つの大罪〉のメンバーは、 友達にしたいヤツ、 酒の飲み仲間にしたいヤツなど、 各々イメージして作っているので、 本当なら、 全員と旅には出たいんですが。 なかでもホークはうそ偽りのないキャラなので、 一緒にいて楽しいんじゃないかと。 


梅澤 :私は絶対メリオダス。 舞台でヒロインのエリザベスを演じているからかもしれないですけど、 どんなときでも助けに来てくれるイメージ。 かっこいいと思います。 普段はお茶目で、 ちょっと…だいぶ変態な部分もありますけど(笑) いろいろな過去を背負っていながら、 大切な人を守るために戦う姿がステキです。

鈴木 :作る料理はマズいですけどね。

梅澤 :ガマンします(笑) 料理上手のバンもカッコいいし、 キングもかわいいし、 ゴウセルも面白いし…みんな魅力的ですけど、 やっぱり私はメリオダスです。

山下 :私はホークちゃんが“推しメン”です。 ストーリーの中でずっと目を追っていました。 少し口が乱暴な部分もギャップでかわいい! みんなのアイドルです。

与田 :私もホークちゃん。 実家ではいろいろな動物を飼っていますけど、 豚ちゃんはないので。 これを機にお母さんに相談しようかと…とか言ったらホークちゃんに怒られそうですけど。 


ーーでは、 女性メンバー限定で選ぶなら? 

梅澤・山下・与田 :エリザベス!

梅澤 :ルックスがどタイプ。 こんなアイドルになりたいです。

山下 :梅ちゃんが演じるエリザベスの写真が出たときに、 見た瞬間にドキッとしてしまいました(笑)


ーー鈴木先生から乃木坂46の皆さんに聞いてみたいことは?

鈴木 :僕はもともと、 乃木坂46さんの曲が大好きで。 仕事中にもDVDを流しているんですが、 踊りと歌の両立がすごいですよね。 やっぱり難しいですか?


与田 :私はメンバーで一番なくらい、 それが苦手で…すごく苦戦しております。

山下 :私はバラエティー番組に苦戦中です。


鈴木 :でも僕は『乃木坂工事中』が好きで、 それを見て乃木坂46のファンになったんですよ。 最初は何気なく見ていたら、 いつのまにか、 放送時間になるのが待ち遠しくなって。 それからDVDを漁りまくって毎日“乃木坂漬け”です。 そういう入り方をする人もたくさんいると思いますよ。

梅澤・山下・与田 :嬉しい…!!




ーー最後にどんな方に映画を見てほしいですか?

鈴木 :お父さんがひとりで見た後に、 子供を連れて行って、 勧めてもらっても結構ですし、 その逆もありかな、 と。 世代を問わず見てほしいです。 以前に50代の男性から『うちのオフクロが七つの大罪が大好きなんです』という手紙をもらったこともあるんです。 サイン会にその男性が来て『オフクロが、 恥ずかしいからサインだけもらってきて、 って』とおっしゃっていて。 来てくれれば良かったのに、 という残念な思いと、 年配の方が僕の作品を気に入ってくださるんだという、 うれしい思いが同時に沸きました。 ぜひ、 その女性にも見ていただきたい作品ですね。


梅澤 :意外かもしれませんけど、 女性に見てほしい映画です。 戦いがあって、 仲間が増えてという“少年漫画”にワクワクする気持ちって、 実は女性にもあるんです。 私自身、 この作品を鑑賞して、 改めてその感情に気づきました。 小さな女の子から大人の女性まで、 皆さんに見てほしいです。

山下 :乃木坂46のファンだけど、 これまで『七つの大罪』を知らなかった、 という人にもぜひ見てほしい。 『空扉』を聞きながら情熱的なストーリーに浸っていただきたいと思います。

与田 :中学生の弟がいて、 私に何かを勧めることはあまりないんですけど『七つの大罪(アニメ)は絶対見た方がいい!』ってすごい勢いで勧めてきたんです(笑)今回は、 逆に私が『映画は絶対見た方がいい!』と勧めたいです。




■原作者・鈴木央先生 プロフィール

漫画家。

<代表作>

七つの大罪(講談社:講談社コミックス マガジン1巻~以下続刊)

ブリザードアクセル(講談社:講談社コミックス新装版全6巻)

金剛番長(小学館:少年サンデーコミックス全12巻)

ライジングインパクト(全10巻:集英社文庫コミックス版)




■主題歌・乃木坂46 梅澤美波さん、 山下美月さん、 与田祐希さんプロフィール

<梅澤美波> うめざわ・みなみ

1999年1月6日生まれ、 神奈川県出身、 3期生

21枚目シングル「ジコチューで行こう!」で初選抜。 カップリング「空扉」ではセンターを務める。

舞台「七つの大罪The STAGE」ではヒロインのエリザベスを演じている。 




<山下美月> やました・みづき

1999年7月26日生まれ、 東京都出身、 3期生

20枚目シングル「シンクロニシティー」で初選抜

乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」では主人公 月野うさぎを演じている。

 



<与田祐希> よだ・ゆうき

2000年5月5日生まれ、 福岡県出身、 3期生

17枚目シングル「逃げ水」でセンターに抜擢。

2017年12月には1st写真集「日向の温度」(幻冬舎)を発売。