若手人気俳優の菅田将暉(24)と女優の土屋太鳳(22)が、人気漫画を実写化する映画『となりの怪物くん』(2018年公開)にW主演することがわかった。2人は映画初共演となる。
成績にしか興味のなかった優等生の水谷雫(土屋)と、周囲から“怪物”と恐れられる問題児・吉田春(菅田)との“友達ゼロ”同士の高校生の恋を描いた青春学園ラブコメディ。
監督を務めるのは、『黒崎くんの言いなりになんてならない』(16年)、『君と100回目の恋』(17年)、『君の膵臓を食べたい』(17年)の月川翔監督。映画『高台家の人々』(16年)、ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(16年)を手がけた脚本家・金子ありさ氏とタッグを組む。
映画化発表とともにキャストと監督からのコメントも到着。
吉田春 役 菅田将暉コメント
春は、とても可愛いキャラクターで、動物的というか、現代的であるなと思います。誰よりも純粋で、不器用とはまたちがう可愛さがあります。怪物感というものもありますし、原作の魅力をリスペクトして楽しんで演じられたらと思います。今作は、キャラクター全員が個性豊かですし、切ない部分も随所にある作品です。新鮮さを忘れず、そして自分にとって最後の制服姿となると思うので、思いきり楽しみたいです。
また、土屋さんとは、バラエティでお会いしたことがある程度で、映画では初共演です。独特なパワーを持っていて、自分の正義もあり、雫にぴったりの方だと思いました。春としては、土屋さん演じる雫に救ってほしい気がします。あと、最近僕は運動不足です。土屋さんは身体能力の高い方だと聞いていますので、撮影の合間にボールを使ったりして遊びたいです。
水谷雫 役 土屋太鳳コメント
「となりの怪物くん」の世界で水谷雫として生きる時間に、女優として挑戦できることとなりました。貴重な機会を得て心から感謝すると同時に、一筋縄ではいかない難しさを強く予感しています。同世代の象徴的存在の一人である菅田将暉さんを始め力強いキャストの方々、そして御一緒出来ることが夢のようなスタッフさん方が集結する現場に、武者震いを感じずにはいられません。
原作を尊重し全力を尽くします。宜しくお願い致します。
監督 月島翔コメント
菅田将暉と土屋太鳳。
本作を映画化する上で考えうる最高のキャスティングだと思います。
いつもこの2人の出演作をうらやましい気持ちで眺めてきました。菅田将暉は作品ごとにまったくの別人になり切るし、土屋太鳳の真っすぐさはいつも胸に迫ってくる。今回お二人とご一緒できる喜びを噛みしめつつ、これまで見たことのない一面を引き出せたらと画策しております。
原作の魅力の1つはキャラクターの豊かさだと感じていて、こちらの想像を軽々と超える主人公たちの言動を、菅田将暉と土屋太鳳がどう演じるのか、撮影前から楽しみでなりません。
ろびこ先生の描いてきた物語をどう実写化していくか、スタッフ陣とも画面の隅々まで「となりの怪物くん」の世界観を作り込んでいこうと意気込んでおります。
スタッフ・キャストと力を合わせ、精一杯やらせていただきます。
原作 ろびこコメント
映画化が決まって嬉しく思うと同時に「春と雫を実写化って大丈夫だろうか」ととてもドキドキしました。菅田将暉さんと土屋太鳳さんという素晴らしい役者さんに演じていただけて、大変恐縮です。完成をワクワクしながら、楽しみに待ちたいと思います!
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